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2022.05.23

アメリカ 新型コロナウイルス関連情報(NY市におけるアラート・レベルの引き上げ)

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NY市における新型コロナウイルスの感染者数及び入院者数が急増していますので、感染予防対策に御留意ください。

1 17日、NY市保健当局は、新型コロナウイルスの感染者数及び入院者数の増加が医療システムに相当な負担をかけるレベルまで達したため、新型コロナウイルス蔓延状況に関する「アラート・システム」のレベルを「中」から「高」に引き上げました。

2 NY市では、本年3月から新型コロナウイルスに関する「アラート・システム」を導入しています。同システムは、新規感染者数、入院者数、病院の空き病床数等の指数を踏まえ、蔓延状況を「低(レベル1)」、「中(レベル2)」、「高(レベル3)」及び「非常に高い(レベル4)」の四段階に分けて市民に警告を発する仕組みとなっています。今回引き上げられた「高」レベルにおける勧告内容は次のとおりです。
(1)ブースターを含むワクチン接種の推奨
(2)すべての公共施設の屋内及び人混みの多い屋外におけるマスク着用
(3)感染リスクの高い場所での活動を避けること(人混みや屋内の集まりには行かない)
(4)検査の実施
(5)症状がある場合の自主隔離
(6)手洗いの励行
【御参考】
 NYC(警戒レベル)
  https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-alert-levels.page/a>
 NYC(コロナ関連最新データ)
  
https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page#daily

3 NY市における新規感染者数・陽性率は本年3月以降増加傾向にあり(ほぼオミクロン株)、最近では1日平均感染者数3,500人以上、陽性率10%超を記録しています。これら数値には、市販の自宅検査キットによる自主検査で判明した陽性者は含まれておりません。今回のアラート発出から2日が経過し、NY市の公衆衛生政策や市民生活への影響はほとんど見られませんが、在留邦人の皆様におかれましては、外出の際など、これまで以上に感染予防対策に心がけていただきますとともに、体調を整えるよう十分な休養を取るなど、普段の生活に御留意いただきますようお願いいたします。

 なお、米国食品医薬品局(FDA)は、17日、ファイザー製ワクチンのブースター(3回目)接種の対象を、2回目の接種後少なくとも5か月以上が経過した5歳から11歳までに拡大する緊急使用を承認しましたところ、併せてお知らせいたします。最新の情報につきましては、下記HP又は報道などで御確認ください。
【御参考】
 FDA(ブースター接種拡大)
  https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-expands-eligibility-pfizer-biontech-covid-19-vaccine-booster-dose

在ニューヨーク日本国総領事館