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 ノルウェー 北極圏&フィヨルドクルーズ5泊7日 旅日記 フッティルーテン Nordenorge号(北→南行き)


今までオーロラ目的で行ったことのあるイエローナイフは-30度の氷と雪の世界で、宇宙服のような防寒着を到着した空港で着た覚えがあり、今回のノルウェーも寒さを恐れて準備をし、かさばる服、スノーブーツでスーツケースは軽いながらもほぼ満杯・・・そしていざ出発!



1日目

スカンジナビア航空 成田第1ターミナル、南ウイングEカウンター。
チェックインは自動チェックイン機で行う。
ボーディングと荷物タグが出てくるので、荷物タグをスーツケースに付けて預け入れ手続きを行う。
エコノミークラスは23キロが1つまで預け入れできる。

座席にはミネラルウォーター1本、ブランケット、枕、イヤホンが準備されていて、全席モニター付き。USBポートも完備されている。
座席配列はビジネスクラス1-2-1、プレミアムエコノミークラス2-3-2、エコノミークラス2-4-2となっている。
最終目的地オスロまで荷物はスルーで、コペンハーゲンの乗り継ぎ地で入国審査を受けるも、荷物の受け取り、再預け入れをしなくてよいのは、とても楽であった。
何も空港でお店などに立ち寄りしなければ、到着から1時間ほどで乗り継ぎ可能だが、お客様への乗り継ぎ案内は、やはり2時間欲しい。
この時期、成田からコペンハーゲンの国際線は左側に座席を取ると、コペンハーゲン到着時に街の夕景を見ることができる。コペンハーゲンからオスロへのフライトでは右側の座席を取ると街の夜景が機内から見ることができる。(逆側は海なので見ることができないようだ)

機内食は2回+サンドイッチもしくはおにぎり1個。
成田~コペンハーゲンまで国際線のフライト所用時間は約11時間半。飛行機に乗っておおよそ1時間半後に1回目の夕食。お肉、魚などの選択肢はなく、強制的に配られる。もし食べられないものがあれば、出発前に航空会社へミールリクエストをしたほうがよい。
アルコールは1回目の食事の1杯目のみ無料、それ以外は有料となる。
乗って5時間を過ぎた頃にサンドイッチもしくはおにぎりいずれか1つとコーヒー、紅茶、緑茶が食べたい人にだけ配られる。
コペンハーゲン到着の1時間半前に朝食。
パンは夕食、朝食共にハード系で、フランスパンのように少し噛みごたえのある生地。
上記の食事以外ではスナックなど配られることがなく、全て有料で購入する事になるので、お菓子など少し持ち込むと良いかもしれない。
お水やコーヒー、紅茶の提供はある。

ノルウェー通貨はノルウェークローネ。
ユーロは基本使えないので、注意が必要。
オスロ空港には両替所があり、日本で両替するより為替レートは良い。
到着階の営業時間は平日0730~2300、土日0900~2100、出発階は平日・日0530~1930、土0530~1800までとなっている。

ノルウェーは物価が高い。
500mlの水やコーラ類のソフトドリンクが1本あたり400~500円、コンピニのホットドッグが500円程、サンドイッチは1000円程、お寿司の詰め合わせは1500円近くする。おおよそ日本の3倍の値段。
何でもクレジットカードで購入が可能。
水道水も飲めるとの事だが、私は若干臭いが気になって飲まなかった。スーツケースに余裕があれば1、2本入れてあると重宝する。



2日目

オスロ~キルケネスまで空路で2時間15分の移動。
オスロ空港はAからFのゾーンに分かれて発着する。ボーディングパスはFゾーンから出発の記載であったが、実際、電光掲示板にはA8からの出発となっていた。
ABCゾーンとDEFゾーンは分かれており、中で繋がっていない。このゾーンを間違えると一度外に出て、手荷物検査から再度受けなおさなければならないので、要注意。

オスロの朝は冷え込んでいて、雲海のように霧が立ち込めていた。
ちょうど朝日を見ながらの出発時間と重なり、とても気持ちよかった。

11時ころ、キルケネスに到着。
空港から港まではバスで約20分ほど。
緯度が高いため、日差しは少なく、ずっと薄暗い。この時期、太陽が見えるとラッキーだと地元の人達は思うらしい。
地面は凍っているので、スノーブーツやトレッキングの靴など滑り止め対策が施された靴がオススメ。またマフラー、手袋、ニット帽もしくは耳あては必須。
ヒートテック、シャツ、カーディガンやフリース、アウターと脱ぎ着しやすい重ね着がおすすめ。アウターはフードが付いていると被るだけで風を防げて温かい。
日本に比べて乾燥しているので、肌を保湿するもの、のど飴などは便利。

キルケネス港で、今回乗船するNORDNORGE号とご対面。
船の外観や色はいかにもノルウェーらしい。
今回は南行きのキルケネスからトロンハイムまでを乗船。
キルケネスからトロムソまでの間は外洋を航海するために、揺れる事があるので、船酔いが心配な場合は薬を持って行った方が良い。
乗船人数は590人対応の船に対して、239人とスタッフが59人。
スタッフの方はみんな親切で対応も良く、とても優しかった。

早速乗り込み、乗船手続きを行う。
3階が乗下船口、4階がレセプションとショップになっている。
船に乗り込む際、スーツケースは自分たちで持ち運ぶ。
乗船、下船時とレストランに入るときは感染予防のため、必ず手の消毒が必要となっている。
客室は3階~6階に配置。
今回は6階のリノベーションされた海側客室に滞在。

昼食後、船内緊急避難訓練セミナーに参加。
セミナーは言葉がわからなくても、わかりやすいモニター映像での説明となっている。
キャプテンや各担当部署責任者の挨拶もあった。
船内の言語表記や船内放送は、ドイツ語、英語など4ヶ国語で対応している。
特に観光的側面での乗船はドイツ人、イギリス人が多いとのこと。
またこの船は生活路線という側面も持っており、ノルウェー人は区間乗船利用が多い。

船の中の値段は全てノルウェークローネ表記。
船内のいくつかの客室を見学。
リノベーションされた客室、以前のままの客室、スイートタイプ。
wifiは繋げると日本から持参したものでも、船内手続きで繋げたものでも、いずれも船内どこでも使えて、とても便利。
船内にランドリー乾燥機も完備、1回目あたり50クローネ。

また乗船後にクレジットカード登録手続きを4階のレセプションにて行い、船の中の追加飲食代やお土産など利用分はカード精算となる。
基本的にチップは不要だが、うれしいサービスを受けた時などは心づけとして渡すのも良い。


レストランは自由席で夕食は4回に分けられていた。
乗船時に配られる封筒に夕食時間の記載がある。
その時間にレストランへ行き、好きな場所に座る。自由席だが1日目に座ったところがほぼ定位置となり、翌日以降も同じ席に座っている。
朝食、昼食はブッフェスタイル。
朝食は0700~1000、昼食は1200~1400でこの時間中はいつ行っても良い。



3日目

先住民サーメ人の住む世界最北の街 ハマーフェストに寄港。
寄港中の2時間の間に船のエクスカーションINTO THE ICEに参加。
トナカイが放牧されていた場所を見学、北極圏のハンティングや漁業を学べる。ハイキングを行いましたが、とても滑りやすいのでスノーブーツやトレッキングシューズが必要。
また風がとても冷たいので、耳あてやニット帽があると重宝する。
昔はトナカイの肉や内臓で出来ていたミートボールやもっちりしたパンケーキの薄いものを食べていた。
午後は船のジャグジーを体験。
大人6人でちょうど良いサイズ、水着は着用するものの、露天風呂のような感覚でとても気持ち良いので、ぜひ体験してほしい。
深夜、北極圏最大の街 トロムソに到着。
教会で行われるミッドナイトコンサートに参加。



4日目

朝8時から船のエクスカーション A taste of Vesteralen(バスで巡るフィヨルド観光)に参加。
ハシュタッドで降り、次の寄港地スターフォードまでをバスで巡る。
途中、ハシュタッドの博物館や教会を見学し、フィヨルドを見ながらの観光。
水の透明度が高く、山が逆さ富士のように湖に反射されて美しくて珍しい光景を目にした。
ノルウェーのフィヨルドを満喫するにはうってつけのエクスカーションなので、ぜひ参加してほしい。想像以上のキレイな景色に驚いた。
午後、ストックマークネスに寄港中、フッティルーテン博物館を見学。
昔の運航風景や様子が展示されていて、今までのフッティルーテンの歴史に触れる事が出来る。実際、昔使われていた船も展示されていて中も見学ができ、とても興味深い。
めったに見る事が出来ないのでとても貴重な機会で、ここにしか売っていないグッズや
船の小型模型なども買うことができる。



5日目

今日は北極圏とお別れ。
境界線通過時に船内イベントでレセプションが行われる。
ビタミンが多く含まれる肝油がスプーン1杯分希望者に配られ、肝油を飲むと、そのスプーンが記念としてもらえる。
スプーンには北極圏との境界線である緯度が刻まれている。
肝油の味は、サバ缶の油を飲まされた感覚に近い。決して美味しいと言えないが、記念にはなる。
スボルバーグでの寄港は1時間ほど時間があり、地元のショッピングセンターへ。
リカーショップでは4.5%以上のお酒しか売っていない。それ以下のお酒はスーパーマーケットで購入する。またノルウェーで1番美味しいというアイスクリームがある。

夕食はアラカルトレストランにて。
通常のラストランと比べ、少しだけ落ち着いた雰囲気で3コース、5コース、6コース制となり、異なる料金体系を取っている。

夕食後、乗船後、初めてのオーロラを見る事が出来た!
空には満天の星空が広がり、ゆらゆら揺れる大きなものではなかったが、カメラのレンズを通してみると緑色になっていた。
残念ながらスマホやデジカメで撮る事は出来なかったが、満点の星空とオーロラに大感動!!



6日目

朝0730にトロンハイムを下船し、オスロ、コペンハーゲンを乗り継いで帰国の途へ。



7日目

午前、成田到着。

最初はオーロラ目的で楽しみにしていたクルーズも、オーロラが、もし出なかったとしても楽しい滞在であった。日中の船内イベントはないので、7階のデッキで本を読んだり、同伴者と会話を楽しんだり、トランプをしたり、自然の変わりゆく景色を楽しむ想い想いのゆったりとした時間を過ごす事が出来る大人向けのクルーズだと感じた。
今回は感動の冬乗船だったので、次回はシーズンと言われる夏にも是非乗船してみたいと思った。



 

ペンネーム:小エビ様よりご寄稿

 

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