宿選びのポイント!違いを知ると見えてくる!

旅行を計画しているけれど、そもそも「旅館」と「ホテル」の違いって?旅館は「和式」、ホテルは「洋式」であることが、大半の方がイメージする通り一般的ですが、それ以外の違いって?知ると宿選びのポイントが見えてきます!

目次
  1. 「旅館」と「ホテル」の違いとは
  2. 「旅館」の良さ
  3. 「ホテル」の良さ
  4. まとめ

1. 「旅館」と「ホテル」の違いとは

法律により、かつて旅館営業は、和式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業で客室数は5室以上、ホテル営業は、洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業で客室数は10室以上、となっていました。ただ、近年の法律改正により統合されたため、今後は区別がしにくくなる可能性があります。
代表的な例として、旅館は和室が中心で、入口で靴を脱いだり、大浴場で温泉に入る、一方、ホテルは洋室が中心で、靴を履いたまま室内に入る、客室でシャワーを浴びるという違いが挙げられます。ただ最近では、旅館でも和洋室といって和室と洋室が1つの部屋の中に配置されている客室も増えてきました。小さいお子様連れやシニアの方には使い勝手が良いかもしれません。また、ホテルでも大浴場を完備するところが増えつつありますので、滞在先選びの際にチェックしてみると良いかもしれません。

2. 「旅館」の良さ

旅館はその土地に根差した地域密着型で、おもてなしの精神と現地の食材を使用した料理、大浴場があって温泉などに重きをおいているところが多いです。地場の風土や文化を楽しむことができ、至れり尽くせり、様々なサービスを受けられます。ただ、なかには仲居さんのお手伝いが気になってしまう、落ち着かない、という方もいるかもしれません。もしそうした場合は、フロントスタッフに相談すると良いでしょう。事前に希望があれば、チェックインの際に伝えると対応がスムーズになります。

3. 「ホテル」の良さ

旅館に比べ、気軽に予約をして泊まれるという手軽さがあります。これは旅館と比較するとホテルの客室数が多いことが理由として考えられます。また、プライバシーを重視しています。費用面でも一人旅や出張で利用されることの多いビジネスホテルなどは駅前や街道沿いに立地していて、出費を抑えることができる傾向にあります。ただ、豪華な夕食や温泉、地場の雰囲気を楽しむといった部分では物足りなさを感じるかもしれません。

4.まとめ

旅のテーマ、自身の好み、同行者の有無、旅館・ホテルの立地条件や費用を総合的に鑑みて、旅ごとに異なるスタイルを楽しみましょう!



※本書の内容は、本書執筆時点(2021年11月10日)の内容に基づいています。

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