どちらがお得で便利?JR vs バス!
新千歳空港から札幌駅へのアクセス

北海道の玄関口、新千歳空港に到着!すると、多くの旅行者が札幌駅を目指して移動していきます。 新千歳空港から札幌駅へ、お得で便利な移動手段はJRとバスのどちらでしょうか?それぞれのメリット・デメリットもご紹介しますので、自分にぴったりで便利な移動手段をお得に利用しましょう!固定概念から旅行の手配方法を選ぶと、損をしている可能性があります。それぞれのメリットとデメリットをきちんと見定めて、適正な手配方法で、より満足度の高い旅行にしましょう。

目次
  1. 徹底比較その① JRとバスの所要時間・運賃・運行本数
  2. 徹底比較その② JRとバス、それぞれのメリットとデメリット
  3. 混み合うJRでも賢く座る裏ワザ!
  4. まとめ

1. 徹底比較その① JRとバスの所要時間・運賃・運行本数

JR新千歳空港駅は新千歳空港の地下1階に位置していて、到着ロビーを出た後、エスカレーターで地下へ移動しながら道なりに進むと改札口へ到着します。空港の到着ロビーから5分もあれば改札までたどり着く事が出来ます。ターミナル内での移動となり、天候に左右されない点も良いところです。
新千歳空港駅から札幌駅へは、快速エアポートで所要時間37~39分、概ね12分間隔・毎時5本運転されています。運賃は2021年11月現在、片道1,150円、交通系ICカード(ICOCA、Suica等)も利用出来て、大変便利です。
一方、札幌へ向かう空港連絡バスは、新千歳空港1階到着ロビーにカウンターがあります。ANA側に北都交通のカウンター、日本航空(JAL)側に中央バスのカウンターがあります。共同運行になりますので、どちらの会社のバスチケットを購入しても、双方で利用が可能です。毎時5~6本と本数も多いのですが、最速でも札幌市内までは65分程度の時間を要します。交通渋滞の影響も考慮すれば、90分程度はかかることを考えておいた方が安心です。運賃は、片道1,100円となります。

2. 徹底比較その② JRとバス、それぞれのメリットとデメリット

JRを利用するメリットは、移動時間の短さと渋滞知らずでスケジュールを立てやすいことです。一方、デメリットは時間帯によって車内混雑が起きることです。混雑時間に重なると車内で立ちっぱなしとなり、大きな荷物がある場合は大変かもしれません。これを解消するには、指定席「uシート」を利用しましょう。1車両のみの指定席で、取りにくい時間帯もあります。ただ、どうしても座りたい場合や、大きい荷物がある場合は、お勧めです!料金は片道530円の追加で利用出来ます。
バスのメリットは、確実に座る事が出来る点と大きい荷物もトランクに収納出来るので、移動が楽なことです。また、主要ホテル前にはバス停留所があるので、宿泊ホテルによって目の前まで移動が可能です。デメリットは、JRと比べて時間が掛かることと、渋滞等で所要時間が変動することです。

3. 混み合うJRでも賢く座る裏ワザ!

JRのデメリットで取り上げましたが、通勤通学等の時間帯は、非常に混雑します。追加代金を支払って指定席を利用すれば座ることが出来ますが。ただ、ここでは通常の運賃で座れる裏ワザをお教えします。新千歳空港から札幌駅へ向かう列車に乗車する場合で、停車している列車に空席が無い時は、12分程待って次の列車が来るのを待つと、ほぼ座ることが出来ます。一方、札幌駅から新千歳空港へ向かう列車に乗車する場合、ここに実はポイントがあります。それは、「札幌駅始発の列車」を待って乗車する事です。小樽方面から来る列車は、空席が少ない場合が多いので、少し時間に余裕を持って札幌駅始発の列車を利用してお得に移動しましょう。

4.まとめ

様々なシーンで使い分けて頂くのが、お得で便利な利用方法と言えます。時間を優先するのであれば、断然JRの利用が、お得で便利です。時間があり、少しでもお得に、確実に座って移動したい時や大きな荷物がある場合は、空港連絡バスの利用をおすすめします。次回、北海道 札幌を訪れる際には参考にしてみてください。



※本書の内容は、本書執筆時点(2021年11月11日)の内容に基づいています。

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