北海道民直伝!北海道旅行 冬の楽しみ方をお教えします!

北海道旅行 冬の時期は極寒で雪に覆われて大変!と思っている方が多いかと思いますが、実はそんなことばかりではありません。北海道では冬の寒い時期にアイスが売れると言われています!それには理由があります・・・答えは「室内が温かいから」です。札幌市在住の弊社スタッフが冬の北海道旅行で注意しなければならないところや、この時期だからこその楽しみ方をお教えします!

目次
  1. 北海道旅行 冬の注意点
  2. 北海道 冬の楽しみ方
  3. まとめ

1.北海道旅行 冬の注意点

冬の北海道旅行と聞くと、雪が降って、極寒のイメージをお持ちかと思います。北海道民にとっても外気温が低く、寒く感じますので、イメージされている通りで間違いありません。ただ、札幌の街を歩いている道民は、ほとんどがどちらかというと薄着です。観光客の方はダウンコートなど完全防備のため、道民か観光客かは一目で見分けがつきます。ではなぜ、マイナス気温の札幌市内を薄着で歩いているのでしょうか?というより歩けるのでしょうか?の方が正しいかもしれません。その答えは、「屋内があたたかいから」です。北海道の建物は機密性が高く、冬はあたたかく過ごせるようになっています。ダウンコートなどの防寒着を着たまま、ショッピングモールなどを歩くと汗だくになり、寒暖差で風邪を引いてしまいそうになります。そのため、個人差はあるかと思いますが、厚手のウールで出来たセーターより綿素材などを選んだり、チャック付きの脱ぎ着がしやすく、体温調節のできる服をおすすめします。札幌市の中心部は地下歩行空間が充実しており、札幌駅~大通~すすきのエリアは一歩も外に出ずに徒歩移動も可能です。滑って転倒する心配もないですし、あたたかい地下を移動できるので地上を歩く人が少ないのも特徴です。冬の時期に北海道で外を歩くのは一苦労です。
雪道に慣れていない方は転んだ経験が一度はあるかと思います。

そこで、北海道民直伝の転ばない方法をご案内します!
① まずは「靴」
滑りにくい冬用の靴を履きましょう。スニーカーを履いている方を見かけますが、とても危険です。北海道で冬に靴を買う場合は、基本的に滑り止めが標準装備されているものをおすすめしますが、難しい場合は滑り止めを装着しましょう。インターネットなどでも購入できるようですので、旅行前に忘れず靴をご確認ください。
② 歩き方
歩幅を小さく、雪道を歩くときは一歩前を見て進みましょう。雪道での歩きスマホは命取りです。地図などを見る際は必ず止まってから確認しましょう。足裏全体を使ってペンギンのように進むのが安心です。なお、横断歩道の白線は本当に滑りますので、なるべく避けて歩きましょう。
③ 荷物
重い荷物はリュックなどで背負うようにしましょう。だからといって手をポケットに入れるのは、万が一、転んだ時に受け身をとれないので大変危険です。キャスター付きのスーツケースも雪道では使えないことが多いので気を付けましょう。
④ 砂が撒かれているところを歩く
札幌市などの都市部では歩道のあちこちに『砂袋』が置かれています。特に凍結しやすい場所には砂が撒かれていますので、なるべく砂の上を歩くようにしましょう。

2. 北海道 冬の楽しみ方

冬は雪国、北海道が一番(?)キラキラと輝く季節です。凍てつく寒さのイメージがありますが、冬にしか味わえない、大自然やイベントがたくさんあります。そんな季節に地元民もおすすめの観光スポットをご紹介します。
① さっぽろホワイトイルミネーション
83万個以上の電球が冬の夜を飾る『さっぽろホワイトイルミネーション』、特にカップルやご夫婦に人気のイルミネーションです。JR札幌駅前、大通り公園、南1条通りなど、多くの場所で様々な工夫をされたイルミネーションを見ることができます。冬の札幌を歩くロマンティックなデートはいかがですか。
② 藻岩山
札幌市にある標高531mの『藻岩山』、日本新三大夜景にも選ばれています。札幌の夜景はとても美しく、ロープウェイからの景色もおすすめです。山頂にはフレンチレストランがあり、景色を眺めながらランチやディナーを楽しむこともできます。雪とイルミネーションのコラボは必見です!札幌市内から市電と無料シャトルバスで約30分です。ぜひ足を運んでみてください。
③ 小樽運河
JR札幌駅から電車で約30分、JR小樽駅からは徒歩10分ほどの場所にある有名な『小樽運河』。冬になるとこのあたりでは「小樽 雪あかりの路」が開催されます。運河には浮き球キャンドル、歩道にはアイスキャンドルが並び、それはとても幻想的な風景です。キャンドルがハートマークに並んでいる写真撮影スポットもあり、特にカップルにおすすめです。
④ 旭山動物園
すでに全国的に有名な旭川にある旭山動物園、一番の特徴は、動物の生活そのものを見せる『行動展示』と呼ばれる方法です。そんな旭山動物園で冬の定番は『ペンギンのお散歩』です。ペンギン達の運動不足解消のために始めたお散歩ですが、お客さんのすぐ近くをヨチヨチと歩いていく姿は本当にかわいいです。冬道の歩き方も学べます!この時期限定の癒しの時間を動物園でお過ごしください。JR札幌駅からは、電車+バスで片道2時間30分ほどです。

いかがでしょうか。いずれも札幌市もしくはその周辺に位置していて、冬でもアクセス可能で比較的気軽に北海道を満喫できること間違いなしです。ただ、屋外で長時間過ごす場合は、とても寒いので防寒対策をしっかりしてお出かけくださいね。

3. まとめ

冬の北海道は吐く息が白くなり、外に出るのがつらいと思うかもしれませんが、それだけではありません。室内はとても温かく、札幌市内であればすぐに地下空間で暖をとることが可能です。雪とイルミネーションのコラボやペンギンのお散歩など、冬しか楽しむことができない楽しみ方がたくさんあります。あたたかいラーメン、ジンギスカン、スープカレーなどのグルメも目が離せないものばかりです。体温調節しやすい防寒着、滑らない靴をご準備の上、ぜひいらしてくださいね! ※感染症拡大状況により時間短縮、イベント中止等になる可能性がございます。詳しくは公式ホームページなどでご確認くださいませ。



※本書の内容は、本書執筆時点(2021年12月01日)の内容に基づいています。

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