福岡県民直伝!福岡観光にかかせない!ご当地グルメとそのルーツに迫る!

旅行を計画する際、どのように行き先を決めているでしょうか。観光地・テーマパーク・旅行時期など色々あると思います。その中から目的にあわせて選んでいるのではないでしょうか。今回は「食」をテーマにした福岡県民が直伝する美食の街 福岡のご当地グルメをご紹介します!ぜひ一度お試しください。

目次
  1. 厳選ご当地グルメ① 地元民も大好き!「もつ鍋」
  2. 厳選ご当地グルメ② 言わずと知れた「豚骨ラーメン」
  3. 厳選ご当地グルメ③ 夜になると開店する風物詩「屋台」
  4. まとめ

1. 厳選ご当地グルメ① 地元民も大好き!「もつ鍋」


「もつ鍋」とは牛や豚のモツ(ホルモン)を主な材料とする鍋料理で、福岡市周辺の郷土料理と言われています。世界第二次大戦後の博多周辺で、当時、炭鉱夫として働いていた朝鮮の人々がモツ(ホルモン)とニラをアルミ鍋で炊いて、醬油味で食べていたものがルーツとなっています。もつ鍋発祥の店は創業昭和18年で博多を代表する「万十屋」で、自家工場で処理をした「もつ肉」のみを使用しています。使用部位は小腸、大腸、心臓、センマイの4種類です。低カロリーで美容にも良いとされ、女性にも人気がある鍋料理です。

2. 厳選ご当地グルメ② 言わずと知れた「豚骨ラーメン」


全国から麵好きが集う福岡で「豚骨ラーメン」は一度食べて頂きたいグルメです。県内には約1,700軒の店舗がありますが、多くのお店で「豚骨ラーメン」を取り扱っています。実はこの豚骨ラーメン、発祥は福岡県久留米市で久留米ラーメンが豚骨ラーメンの元祖です。ルーツは昭和12年までさかのぼります。当時、屋台「南京千両」の長崎県出身の店主がふるさとのちゃんぽんと横浜で流行っていた支那そばをヒントに考案したと言われています。久留米のラーメン文化は北九州、熊本など九州全域に広まり、各地域で根付いていったとされています。個人的な好みになりますが、豚骨ラーメンの中でも「長浜ラーメン」は細麺にスープが絡み、こってりしているイメージのある豚骨スープも意外とあっさりしていて、独特な豚骨スープのにおいが苦手な人にもおすすめです。長浜ラーメン発祥の店とされる「元祖 長浜屋」へ是非足を運んでみてください。できればおなかを空かせて替え玉体験もぜひ。

3. 厳選ご当地グルメ③ 夜になると開店する風物詩「屋台」


「屋台」は大きくわけて、「渡辺通りエリア」「天神エリア」「昭和通りエリア」「長浜エリア」「中洲・那珂川エリア」の5つに分かれます。福岡市内の数はなんと100軒以上にのぼります。この数は日本全体屋台数の約半数に匹敵します。屋台の開店時間は夜6時半~7時くらいが目安で、8時を過ぎる頃から人が増えていきます。そして屋台のメニューは進化を続けています。江戸時代の屋台といえば、寿司や天ぷら、お蕎麦などの立ち食いスタイル。明治時代に入ってから焼き鳥が登場。この頃からお酒の提供も始まったとされています。現在はなんでもアリ!というくらい豊富です。ラーメン、焼き鳥、おでんなどの定番からイタリアン、フレンチ、アジア、ジビエ料理まであります。お酒もビール、日本酒、焼酎に加え、カクテルやワインなど、お店によって様々です。屋台では人との交流も楽しめますので、ハシゴしてみても良いかもしれません。

4. まとめ


今回ご紹介をしたほかにも明太子、水炊き、新鮮な海鮮料理などのご当地グルメもあります。空港からのアクセスも良く、電車の場合、福岡空港駅~博多駅を約6分、バスやタクシーの場合は、福岡空港~博多駅まで約15分と市街地から空港まで近く利用しやすい点もおすすめです。

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各店舗及び屋台の営業に関しては、事前にホームページなどで確認の上、お出かけください。



※本書の内容は、本書執筆時点(2021年12月17日)の内容に基づいています。

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