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2023.03.15

スロバキア 国内においての新型コロナウイルス隔離措置を撤廃

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3月14日、スロバキア公衆衛生局は、3月20日以降、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の隔離義務を撤廃する旨発表したところ、概要は以下の通りです。

【ポイント】
●コロナ陽性者及び濃厚接触者の隔離義務が撤廃される。陽性となった場合は、医師の監督のもとで、治療や病休を決定することとなる。

●医療機関や福祉施設の従業員及び利用者等に対するマスク着用義務は引き続き適用される。

公衆衛生局プレスリリース原文

【原文概要】
●公衆衛生局は、保健省および専門家会議との合意に基づき、2023年3月20日より、
 COVID-19陽性者の隔離(isolation)および濃厚接触者の隔離(quarantine)に関する布告を完全に撤廃する。
 したがって、同日より、COVID-19感染者に対する、5日間の自宅隔離義務はなくなる。COVID-19に感染した大人も子供も、他の急性呼吸器疾患と同様に、当然のことながら、
 主治医の監督のもとで、治療や病休に関し決定することとなる。子供の場合、学校等を休むよう医師から言われることがある。

●3月20日以前にCOVID-19と診断された場合、同日以降、診断ないし発症から5日を経過していない場合でも、自宅隔離に関する規則は義務ではなくなる。
 しかし、医師の指示に従うこと、自宅で安静にし、みずからの健康状態に気を遣うことは、非常に重要。

・病気の場合は、仕事や学校等、集団で集まる場所や公共の場には行くべきではない。
・COVID-19は感染症であるため、自宅隔離は義務ではなくなるが、みずからの健康状態や体が弱い人たちの健康状態に配慮すべき。
・薬をもらいに行く必要があるなど、外出しなければならない場合は、マスクをきちんと着ける(鼻と口をきちんと覆う)べき。
・徹底した手指衛生(石けんと温水による手洗い、アルコールベースの手指消毒液の使用等)を常に心がけるべき。

●上気道被覆に関する布告は、現在のところ撤廃されない。したがって、医療機関や福祉施設のスタッフ(病院や救急車、薬局のスタッフ)、
 医療機関や福祉施設の訪問者、待合室や診察室にいる患者、薬局利用者に対する、マスクで適切に上気道(鼻と口)を覆う義務は、引き続き適用される。

在スロバキア日本大使館