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2021.04.14

オランダ 現行措置の延長及び段階的な社会活動再開に向けた計画の公表等

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本日13日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が新型コロナウイルス対策等に関して記者会見し、
新規感染の拡大や病床の逼迫等を理由に、現行措置の延長について発表するとともに、段階的な社会活動再開に向けた計画について公表しました。
 この会見に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細は、「 https://www.government.nl/latest/news/2021/04/13/plan-to-reopen-society-step-by-step 」(英語)をご参照ください。


1 現行措置の延長
 すべての現行措置を4月27日(火)まで延長する。4月28日(水)以降の措置については、4月20日(火)に発表する。


2 社会活動再開に向けた計画の公表
 夏までに社会活動を再開する道筋として、「社会活動再開に向けた計画」と題し、段階的な緩和策を公表する(注:記者会見では、各段階の日付は決定されたものではなく、状況が許さない場合には、公表日及び実施日が1週間ずつ延期される旨の言及がありました。)。
 第1段階では、新規入院者数が明らかに減少した場合に限り、テラスや小売店の営業再開、夜間外出禁止の撤廃、自宅への訪問者数の上限の緩和(1名から2名へ)を行う。実行の可否については、4月20日(火)に発表する。
 第2段階では、スポーツに関する規制の緩和等を行う。早ければ、5月11日(火)から実行されるが、第1段階と同様、新規入院者数が明らかに減少した場合に行う(5月3日(月)に公表)。
 第3段階から第5段階では、人数制限や営業条件を徐々に緩和しつつ、レストラン、映画館、美術館などの営業を再開していく。
(注:なお、詳細は、「 https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/04/13/openingsplan-stap-voor-stap-meer-mogelijk 」(蘭語)をご参照ください。)


3 学童保育(BSO)の再開等
 4月19日(月)以降、全ての生徒に対し、学童保育(BSO)が再開される。
 なお、既に発表されているとおり、数値が改善した場合は、4月26日(月)以降、高等教育(高等職業教育(HBO)及び大学)の学生が1週間に1回、対面式で授業を受けることができるようになる。


4 実証実験の実施
 現在、陰性証明書の提示を条件に、一定の人数をスポーツ施設、カジノ・商店街、動物園・植物園等に集めて影響を調査・分析する実証実験を行っており、
 これにより、経済活動の早期再開の方策を検討している。


5 ワクチン接種
 本年7月上旬までに、ワクチン接種を希望する18歳以上のすべての者が、1回目のワクチン接種を受けることが見込まれる。


在オランダ日本国大使館