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2021.04.28

ヨルダン 国内の規制緩和及び感染者数等:4月21日~26日分

  • 中東
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  • 注意喚起
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●政府は、7月1日から全てのセクターを再開するとの長期計画に基づき、近日中に規制緩和措置を発表すると述べました。
●政府は、インドからの渡航者の受入れ停止を発表しました(25日から有効)。
●政府は、新規感染者数につき、4月21日は3,209名、22日は2,097名、23日は1,677名、24日は1,259名、25日は1,731名、26日は2,386名で、累計の感染者数は704,540名となったと発表しました。


1 25日、ハサーウネ首相及びドゥディーン・メディア担当相は、記者会見を行い、規制緩和の見込み等に関し以下のとおり述べました。
(1)ハサーウネ首相
 ア ヨルダンが実現すべく取り組んでいる戦略的目標は、7月からの全セクターの完全かつ包括的な再開である。
 イ 政府には、7月から「安全な夏」を迎えられるよう、その目標に向けた措置を発表する段階的な計画があり、感染状況の注視と予防措置の徹底を伴うラマダン中及び5月15日までの期間の緩和措置を、今日明日にも発表する予定である。
また、7月1日からの全セクター再開に至るまでの各セクターの段階的な再開がこれに続くこととなる。
(2)ドゥディーン・メディア担当相
 ア 政府には、各セクター再開と現在適用されている包括的又は夜間の外出禁止といった規制緩和に向けた短・中・長期の計画がある。
「安全な夏」と名付けられた長期計画は、全てのセクター再開とあらゆる規制撤廃が含まれ、7月1日に実施される見込み。
 イ 中期計画は、各セクターの段階的再開と包括的又は夜間の外出禁止の短縮を含み、6月1日から開始される見込み。
 ウ ラマダン最後の10日間の措置に関しては、これまで徒歩に限って夜明け及び日没の礼拝を認めてきたが、政府は夜の礼拝及び夜間礼拝(タラーウィーフ)を許可できないか検討する。
 エ 政府は、6月が始まるまでに、300万人の国民・在留外国人へのワクチン接種を終えたいと考えている。


2 インドからの渡航者の受入れ停止
 25日、アザーイゼ運輸相は、同日以降、過去2週間以内にインドに滞在歴のある渡航者の受入れを停止する旨発表しました。


3 今後の入国規制の見込み
 21日、ドゥディーン・メディア担当相は、PCR検査の陰性証明又はワクチン接種をヨルダン入国条件の一つとする検討を行うと表明しました
(現時点では、PCR検査の陰性証明が条件の一つとなっています)。


4 ヨルダン国内感染状況
 ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
(1)新規感染者数・死者数
 4月21日:3,209名(アンマン1,104名)、死者57名
   22日:2,097名(アンマン797名)、死者45名
   23日:1,677名(アンマン619名)、死者40名
   24日:1,259名(アンマン525名)、死者49名
   25日:1,731名(アンマン401名)、死者52名
   26日:2,386名(アンマン897名)、死者45名
(2)PCR検査件数は、4月21日は24,628件、22日は18,228件、23日は16,827件、24日は11,848件、25日は16,681件、26日は20,434件を実施。
(3)陽性率は、4月21日は13.03%、22日は11.5%、23日は9.97%、24日は10.63%、25日は10.38%、26日は11.68%。


 本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
 現在の夜間外出禁止時間は、午後7時(経済活動は午後6時まで)から午前6時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。


-新型コロナウイルス感染症の予防法について-
 まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
 具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。
また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
 さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。


ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
https://www.moh.gov.jo/
ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語(英語での閲覧も可))
https://corona.moh.gov.jo/ar


在ヨルダン日本国大使館