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2021.05.03

パキスタン イード期間に関する注意喚起及び新型コロナウイルス感染拡大防止措置

  • アジア
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  • 感染対策
  • COVID-19
  • 注意喚起
【ポイント】
○パキスタン政府は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止措置のため、5月8日から16日までをイード休暇期間と設定し、自宅での待機を呼びかけています。期間中の州(市)間及び市内の公共交通を運行停止し、観光旅行を完全に禁止するとして、国内全てのリゾート、公園、ホテル、レストラン等の閉鎖等を定めた措置を発表しました。
○パキスタン政府の発表を受けて、各都市がそれぞれ拡大防止措置を定めていますので、お住まいの地域の措置を必ず確認されるようお願いします。

【本文】
1 4月29日、パキスタン政府は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止措置のため、5月8日~16日までの間をイード休暇期間と設定し、自宅での待機を呼びかけています。これまでの対策に加え、主に以下の感染防止策を公表しました。
(1)観光
ア 観光旅行が完全に禁止されます。そのため、全ての観光地、ピクニック・スポット、公園及びショッピングモール、そしてその周辺にあるホテル及びレストランは閉鎖されます。
イ マリー、ガリヤート(Galiyat)、スワート・カラーム(Swat-Kalam)、ビーチ及び北部地域、その他観光客の旅先となる地域など、観光旅行及びピクニック・スポットにつながる交通の要所は閉鎖されます。ただし、ギルギット・バルティスタン及びAJKの出身者は、帰省を許可されます。
(2)交通
ア 50%の乗車率以下である私有車、タクシー及びリキシャーを除き、州(市)間及び市内の公共交通が運行停止となります。
イ 措置の導入に伴う利用者が過剰に集中することに対応するため、5月7日まで臨時列車が運行されます。その後、70%乗車率が確保された通常の列車運行が再開されます。

2 本措置は5月16日までとされておりますが、感染拡大の状況によっては、さらなる措置が発表される可能性もありますので、引き続き、大使館からのお知らせにご留意ください。