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2021.05.13

チリ 爆発事案の発生に関する注意喚起

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・5月3日夜、サンティアゴ市ラス・コンデス区所在の大手銀行支店にて小型爆発物が爆発する事案が発生しました。警察当局はアナーキストによる犯行を疑い捜査しております。
・また、11日夜には同市プロビデンシア区所在のオフィスビル前にて爆発物が爆発する事案が発生しており、警察当局が捜査中です。
・テロの標的となりやすい場所(不特定多数が集まる場所)や人の往来が減る夜間の移動には、安全確保に十分注意を払ってください。

1 爆発事案の発生
当地情報によりますと、5月3日21:00頃、サンティアゴ市ラス・コンデス区所在のBanco Estado アプマンケ支店にて爆発物が爆発し、幸いにも負傷者の発生はありませんでしたが、施設の一部が損壊する被害が発生しました。警察当局はアナーキストによる犯行を疑い捜査しております。
また、昨12日20:30頃、同市プロビデンシア区所在のオフィスビル前(ペルー領事館近辺)にて爆発物が爆発し、こちらも負傷者はおりませんが、ビルの入口の物的損壊被害が発生しております。

2 注意喚起
これら事案の容疑者は現時点で捜査中であり、今後類似事案や一般市民を標的とした爆弾爆発事案の発生も否定できません。
つきましては報道等により最新関連情報の入手に努めるとともに、テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、デパート、広場等不特定多数が集まる場所)や人の往来が減る夜間の移動を極力控えるようにしてください。また、外出時には常に周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください。


在チリ日本国大使館 領事部