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2021.05.14

東ティモール ディリにおける外出規制措置の継続

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●東ティモール国内での新型コロナウイルスの累計の感染者は、5月13日までの発表で、現在まで3,879人となっています。
●東ティモール政府は、ディリに於いて5月13日まで実施していた外出規制措置を更に14日間継続することを発表しています。

1 新型コロナウイルス感染状況
 東ティモール国内での新型コロナウイルスの累計の感染者は、5月13日までの発表で、現在3,879人となっています。ディリにおける新規感染者数は、政府が集団検査を行っていることもあり、多くの陽性者が確認されており、予断を許さない状況です。引き続き注意が必要です。

○在東ティモール日本国大使館ホームページ
http://www.timor-leste.emb-japan.go.jp
○東ティモール保健省フェイスブック
https://web.facebook.com/MinisteriodaSaudeTL/

2 ディリにおける外出規制措置の実施
 東ティモール政府は、ディリに於いて5月13日まで実施していた外出規制措置を更に14日間継続することを発表しています。
(1)外出規制措置の継続により、引き続き自宅等での待機を求められますが、公的な活動(公安、公衆衛生、人道支援、公益または公共の供給サービス等)等、正当な理由がある場合は例外となります。詳細は、「新型コロナウイルス関連情報」(その47)を参照下さい。
(2)また、東ティモール政府は、コロナ関連政令を改正し、東ティモールに居住する者への新型コロナウイルス感染の有無を調べる集団検査やランダム検査を各地区や施設等で実施しています。当該検査は居住者の義務として強制的に実施すると規定されており、保健当局や統合危機管理センター(CIGC)が警察等の協力を得つつ実施している模様です。
 当該検査を拒否する者は、保健当局が定める健康施設や隔離センターへ移され、強制的な予防的隔離の対象となり、当該隔離に係る費用は自己負担とされています。
 外国人も対象となるか等、実態面では未だ不明確な点もありますが、在留邦人の皆様におかれては、引き続き外出禁止措置の目的や内容を十分に理解し、不要なトラブルに巻き込まれないためにも外出は最低限に止め不要不急の外出は控えるとともに、新型コロナウイルスの感染防止を徹底するようお願いします。


在東ティモール日本国大使館領事・警備班