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2021.05.14

パプアニューギニア 新型コロナウイルス感染防止のための各種規制の更新:5月13日付

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マニング警察長官(パンデミック指揮官)は規制No1.~No.12を13日付で更新しました(13日から有効)。変更点は以下の通りです。
詳細はPNG 政府特設ウェブサイト(https://covid19.info.gov.pg/)または在パプアニューギニア日本国大使館ウェブサイト(https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100189313.pdf)で確認できます。
今回の規制更新で一部緩和された措置もありますが、新型コロナウイルスの感染リスクは引き続き高いと考えられますところ、邦人の皆様におかれましては引き続き感染予防に務めて下さい。

No.1 過去の規制の廃止
 変更はありません。

No.2 国際渡航
・PNGに入国する際に必要な陰性証明書類の種類にアボットパンビオCOVID-19抗原迅速検査(Abbot Panbio Antigen Rapid Diagnostic Test)が追加(パラ9)。
・自己隔離に使用可能な施設等にMSI Convent, Ponderosa Hotel, Kumul Petroleum Academy, Liebenzell Mission International(以上、いずれもポートモレスビー市内), K92 Gold Mine(東ハイランド州カイナントゥ)が追加(Schedule 4 Designated Hotel and Facilities)。

No.3 国内渡航
・今後、適切な理由または指揮官あるいはその他の権限のある全ての者もしくは、出発する州のprovincial administrator による許可があれば州間の移動が可能(パラ1)。
 なお、「適切な理由」については学生の修学、実家への帰宅、必要不可欠なビジネス旅行、医療や緊急搬送、緊急に必要となった移動、などが含まれます(Schedule 1)。

No.4 各州当局における体制と権限
 変更はありません。

No.5 死者の埋葬
 変更はありません。

No.6 税関
 変更はありません。

No.7 COVID-19 検査の実施
・COVID-19検査が許可される施設にInternational SOS, Oil Searchが追加(Schedule 2 - Approved Person and Organizations to Conduct COVID-19 Testing)

No.8 COVID-19 検査の対象・報告
・クラスターが発生した場合の検査・報告要領が削除。

No.9 スポーツ・宗教活動・集会等の制限
・営業が禁止されている施設等から賭博関連施設及び、酒店(Takeaway alcohol)が削除(パラ3)。
・賭博場については5月20日(木)まで閉鎖するが、その後は指揮官が発行する新型コロナの安全ガイドラインに厳格に従うことを条件に再開可能とする(パラ5)。
・各種商店の営業時間の規定が削除(前パラ6)。
・ライセンスを有する酒店であっても金、土、日の酒の販売をしてはならない。ただし、ライセンスを有するレストランについてはライセンス内容に従い週末であってもアルコールの提供を可とする(パラ7)。
・宗教活動に関する最大人数の規定を50人から100人に緩和(パラ10)。
・葬儀及び弔問に関する最大人数の規定を50人から100人に緩和(パラ11)。

No.10 マスク着用義務
 変更はありません。

No.11 公共交通機関
 変更はありません。

No.12 COVID-19 のワクチン接種、臨床実験及び試験的導入
・ポートモレスビー総合病院又は州保健当局が管理する医療施設を除き、指揮官が書面で承認し、管理者によって課された条件に従う場合を除いてCOVID-19ワクチン投与は許可されない(パラ2)。
・COVID-19ワクチン接種に関し公衆衛生施設は料金を徴収してはならない(パラ3)。
・民間医療施設は、指揮官からの書面の許可が無い限りCOVID-19ワクチン接種の料金を徴収してはならない(パラ4)。
・一連の措置法案を遵守しない個人又は組織は、2020年パンデミック法の下で犯罪を犯したと見なされる(パラ5)。


在パプアニューギニア日本国大使館