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2021.06.16

ニュージーランド ワーキングホリデービザ、就労ビザの延長等NZ滞在ビザ関連情報

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  • COVID-19
  • 査証
==ポイント===============

NZ政府は、NZ滞在ビザに関し以下の発表をしました。

・ワーキングホリデービザおよびSSEビザの有効期限が6ヵ月間延長されます。

・延長されたSSE就労ビザの所持者は、全ての業種においての就労(オープンワーク)が可能となります。

・賃金が中央値以下のEssential Skills就労ビザの場合、ビザの期間が12か月となります。
 また、スタンドダウン期間の実施は、2022年7月まで延期となります。

・7月19日より、就労ビザは、最新の賃金中央値(時給27ドル)に基づいて審査されます。

==本文=================

 6月10日、NZ政府は、以下リンクの通り、ビザに関する新しい措置を発表しましたので、その概要を以下1~3にてお知らせいたします。なお、NZ滞在ビザはNZ移民局の所掌となりますので、最新情報及び詳細は、必ずNZ移民局のサイトをご覧下さい。また、不明点についてはNZ移民局にお問い合わせください。

<本件に関するNZ政府の発表内容>
https://www.beehive.govt.nz/release/visa-extensions-provide-certainty-employers-and-10000-visa-holders

<NZ移民局の案内>
https://www.immigration.govt.nz/about-us/covid-19/in-new-zealand/visa-information/visa-extensions-and-visa-conditions


1.ワーキングホリデービザの延長

2021年6月21日から12月31日までに期限の切れるワーキングホリデービザ(以下「WHビザ」)は、有効期限が自動的に6ヵ月間延長されます。また、WHビザでは、全ての業種においての就労(オープンワーク)が可能となります。対象者には、6月25日までにNZ移民局より連絡があります。


2.SSE就労ビザの延長とオープンワーク

2021年6月30日から12月31日までに期限の切れる「補完的季節就労ビザ」(Supplementary Seasonal Employment。以下「SSEビザ」)は、有効期限が自動的に6ヵ月間延長されます。また、延長されたSSEビザでは、全ての業種においての就労(オープンワーク)が可能となります。対象者には、6月25日までにNZ移民局より連絡があります。


3.Essential Skills 就労ビザ

Essential Skills就労ビザの再延長はありませんが、賃金が中央値以下の場合、ビザの期間が、以前は6か月でしたが今後は12か月となります。
また、スタンドダウン期間(注)の実施が2022年7月まで延期されます。

(注)スタンドダウン期間とは、ビザ期限到来後、NZを一定期間離れることが義務付けられている期間のことをいいます。
   同期間の実施が2022年7月まで延期されるため、同月までであれば、就労ビザの期限が切れても、NZを離れることなく、次のビザの申請が可能です。


4.就労ビザ審査に適用される賃金中央値の変更

7月19日より、Essential Skills就労ビザ、Skilled Migrantカテゴリーレジデンスビザ及び入国規制免除となるその他の重要な業務従事者にかかるビザの審査には、最新の賃金中央値(時給27ドル)が適用されます(注)。

(注)賃金が中央値より高額か低額かにより、ビザの期間、配偶者のステータスなどが異なります(詳細以下)。
https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/apply-for-a-visa/tools-and-information/work-and-employment/employment-skill-bands/employment-skill-bands-for-essential-skills-work-visas


在ニュージーランド日本国大使館 領事班