• twitter
  • facebook
  • メール

2021.06.17

メキシコ メキシコ市内クアウテモック区における強盗及び窃盗事件の発生について

  • 中南米
  • メキシコ
  • 注意喚起
  • 事件
6月12日(土)、メキシコ市クアウテモック区において、日本人男性が後方から襲われて荷物を奪われる強盗事件及び日本人女性がスリ被害に遭う窃盗事件が発生しました。

1 事件概要

(1)強盗事件
午後6時頃、メキシコ市クアウテモック区バルデラス駅付近の路上において、日本人男性が徒歩で移動中、背後から何か衝撃を感じると同時に意識を失い、数分後に気がつくとポーチ(現金、携帯電話等在中)が盗まれていた。
気を失う寸前に、前から来た男に支えられた記憶があるので、犯人は少なくとも二人組であると考えられる。

(2)窃盗事件
午後2時45分頃、メキシコ市クアウテモック区ローマノルテ地区を日本人女性が徒歩で移動中、頭上から白い液体がかかり、後ろから来た女性1名が鳥の糞だと言ってティッシュペーパーで拭き取るのを手伝ってくれ、すぐに別の男性2名も近寄ってきてティッシュペーパーやアルコールジェルで拭き取りを手伝ってくれたが、その間に肩に掛けていたショルダーバッグのファスナーが開けられ、財布を抜き取られた。(先月にも同様の被害が発生しております。)

2 注意事項

上記の事件が発生したのは土曜日の午後で、市場やレストランなどが多い地域であり、人の往来も多く、日本人の居住も多い地域ですが、このような事件は大通りから死角になっている場所や混乱に乗じて時間・場所に関係なく起こりえますので、外出時は以下の点等に注意してください。

(1)歩行する際は、人通りの多い道を選ぶ様にする。また、可能な限り単独行動を避け、複数人で行動する。
(2)常に周囲に気を配り、怪しいと感じた際は、その場から離れる、又は近くの通行人や店舗等に助けを求める。
(3)盗まれてもよい少額の現金などをバッグ内の分かりやすい場所に置き、貴重品はバッグ以外の別の場所に保管しておくなど、被害にあった場合に、被害が分散するように備える。


在メキシコ日本国大使館