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2021.07.13

スロベニア 入国制限措置の大幅な変更

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7月12日、スロベニア政府は、入国制限に係る措置を大幅に変更しました。7月15日から有効となる入国制限措置の概要は以下のとおりです。


1 往来制限国のカテゴリーの廃止
 スロベニア政府は、7月15日から、これまで色別に分類していた往来制限国のカテゴリー(グリーン国、オレンジ国、レッド国、ダークレッド国)をすべて廃止し、以下2のとおり入国制限措置が実施されます。


2 入国制限措置(7月15日から有効)
(1)スロベニアに滞在先を確保されている方
 原則、10日間の自主隔離が必要となりますが、以下の証明書を有する方は、自主隔離が免除されます。
 ア PCR検査(72時間以内)または簡易抗原検査(48時間以内)による陰性証明書
 入国時の証明として提出するPCR検査による陰性(陽性)証明書または簡易抗原検査による陰性証明書及び新型コロナウイルス感染症からの回復証明の発行国として認められているのは、
EU、シェンゲン圏、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イスラエル、ロシア、セルビア、トルコなどとなっており、日本は含まれておりませんのでご注意ください。
 なお、当地関係者によれば、リュブリャナ空港到着時に簡易抗原検査を受けることは可能です。


 イ PCR検査による陽性結果(10日以降6か月以内)


 ウ 新型コロナウイルス感染症からの回復証明(6ヶ月以内)


 エ ワクチン接種証明書
 スロベニア政府は、ホームページにおいて、ワクチン接種証明書に以下の情報が記載されていれば、有効なワクチン接種証明書として認められる旨の情報を掲載しています。(英語又はドイツ語に翻訳されていることを推奨)
  ○氏名
  ○生年月日
  ○個人識別番号または健康保険番号またはその他の識別子
  ○ワクチンの種類に関する情報(メーカー,バッチ(batch),投与番号,ワクチン接種日)
  ○証明書または証明を発行した機関に関する情報
  詳細は、以下のスロベニア政府のHPをご確認ください。
  https://www.gov.si/en/topics/coronavirus-disease-covid-19/border-crossing/


 また、認められるワクチンの種類及び必要とされる接種後の経過日数はつぎのとおりです。
  ●1回目の接種から少なくとも14日間が経過している
  ・ジョンソン・アンド・ジョンソン/ヤンセン・シラグ製ワクチン
  ●1回目の接種から少なくとも21日が経過している
  ・アストラゼネカ製ワクチン
  ・アストラゼネカ/セラム・インスティチュート・オブ・インディア製ワクチン(インド)
  ●2回目の接種から少なくとも7日間が経過している
  ・ビオンテック/ファイザー製ワクチン
  ●2回目の接種から少なくとも14日間が経過している
  ・モデルナ製ワクチン
  ・スプートニクV(国立ガマレヤ研究所(ロシア)製)
  ・シノバック・バイオテック製(中国)ワクチン
  ・シノファーム製(中国)ワクチン


 オ 新型コロナウイルス感染症からの回復証明とワクチン接種証明の同時提出(以下のいずれか)
 ・新型コロナウイルス感染症からの回復証明(8ヶ月以内)およびワクチン接種証明(1回目)
 ・PCR検査による新型コロナウイルス陽性の証明(8か月以内)およびワクチン接種証明(1回目)
 (注)上記アからオの証明は、EUデジタル新型コロナ証明書又は第三国のデジタル新型コロナ証明書(QRコード付き、英語表記)による証明も認められます。


(2)スロベニアに滞在先が確保されていない方
 スロベニアにおける滞在先が確保されていない方で、上記証明書を有していない方は、入国が認められません。


(3)その他自主隔離及び上記証明書が免除される特例
 以下の特例に該当する方は、自主隔離及び上記証明書が免除されます。
 ア 15歳未満の子どもで、スロベニアに於いて自主隔離等の入国制限を必要としない親族と入国する者、または入国制限を必要としない教師等に引率された団体として入国する者
 イ 国境地帯または国境にまたがり私有地を有するもしくは賃貸する者で、農林作業を行い、10時間以内にスロベニアに戻る者(同居する同伴者にも適用)


Embassy of Japan in Slovenia