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2021.07.28

オランダ 渡航情報及び入国措置等の変更

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7月26日(月)午後1時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が新型コロナウイルス対策等に関して記者会見を行い、7月27日(火)からEU諸国の渡航情報をイエロー(リスク国)又はグリーン(安全国)に指定することや、8月8日(日)から日本を含むEU域外の安全国から入国する際にワクチン接種証明(注:有効と認められる条件については、本メール末尾の「ワクチン接種証明に関する情報」をご参照ください)もしくは陰性証明を求めること等を発表しました。この会見に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を発表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。

なお、詳細は
https://www.government.nl/latest/news/2021/07/26/the-netherlands-adjusts-policy-on-travelling-within-eu(英語)

1 渡航情報の変更(7月27日(火)より)

(1)EU諸国の渡航情報は、すべてイエロー(リスク国)またはグリーン(安全国)に指定される。ただし今後、オランダでまだ蔓延していない変異株が発生した場合は、その国はオレンジ(注:不要不急の渡航を行わないことを勧告する)に指定される。
(2)オレンジであった4か国(スペイン、ポルトガル、キプロス、アンドラ)については、7月27日(火)からイエロー(リスク国)となり、これらの国からオランダへ入国する際には、ワクチン接種証明等(ワクチン接種証明、回復証明、陰性証明)の提示が義務づけられる。

2 入国措置の変更(8月8日(日)より)

(1)上記の4か国以外のイエロー(リスク国)のEU諸国からオランダへ入国する場合、12歳以上の旅行者は、ワクチン接種証明もしくは回復証明を提示する必要があり、これらを有していない者は、出発48時間前以降のPCR検査又は出発24時間前以降の抗原検査を受け、陰性証明を取得する必要がある。グリーン(安全国)のEU諸国からの入国者に対しては、これらの措置は適用されない。
(2)EU域外からオランダに入国する場合、日本を含む、EUが指定する安全国から入国する場合であっても、ワクチン接種証明もしくは陰性証明が必要となる。
(3)全ての入国者はGGDで無料のコロナテストの受検や、帰国後2日目と5日目に自己検査を行うことが推奨される。

3 宿泊を伴い複数日にまたがるイベントの中止
宿泊を伴い複数日にまたがるイベントについては、8月14日(土)から8月31日(火)まで中止措置が延長される。

4 海外旅行に関するアドバイス
他の国々は、オランダからの旅行者に対して追加の入国措置を取ることがある。そのため、海外旅行予約時、出国前、滞在中、オランダ帰国前には必ず、「 www.wijsopreis.nl 」(蘭語)に記載されている旅行アドバイスを確認すること。オランダ出国前にグリーン(安全国)であっても、オランダへの帰国前にイエロー(リスク国)やオレンジ(注:不要不急の渡航を行わないことを勧告する)に変わる可能性があるため、ワクチン接種証明や回復証明をCorona Checkアプリに追加すること。また、滞在先でPCR検査や抗原検査が受けられる場所を確認しておくこと。

【参考】陰性証明に関する情報
https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/visiting-the-netherlands-from-abroad/mandatory-negative-test-results-and-declaration(英語)

【参考】ワクチン接種証明に関する情報
https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/visiting-the-netherlands-from-abroad/requirements-for-proof-of-vaccination(英語)


在オランダ日本国大使館