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2021.08.06

ブルガリア ブルガリア南部ギリシャ国境付近における山林火災

  • ヨーロッパ
  • ブルガリア
  • 注意喚起
  • 自然災害
【ポイント】
●ブルガリア南部のギリシャ国境付近で大規模な山林火災が発生し、死者も出ています
●近隣のギリシャ、トルコ等でも、7月下旬以降、大規模な山林火災が発生し、在ギリシャ日本大使館や在トルコ日本大使館が注意を呼びかけています。
●報道等で火災の最新の情報入手に努め、十分御注意ください。

【本文】
報道によりますと、8月4日、ブルガリア南部のサンダンスキ市ペトロヴォ村付近で発生した山林火災により、森林警備関係者2名が死亡し、その他6棟の家屋に被害が及びました。ヤネフ暫定首相は、8月4日夕方、内務大臣、国防大臣、農業・食糧・森林大臣との緊急会合を招集し、会合後の記者会見において、気温の高さと人為的要因がこれら山火事の主原因であると説明し、県・市関係機関に業務の最適化と火災防止のための連携を呼びかけました。

8月5日、ニコロフ内務省消防・市民保護総局長官は、テレビ・インタビューの中で、過去24時間に、ブルガリア全土で187の火災が発生したと述べ、最も規模が大きいのはサンダンスキ市のペトロヴォ村であるとしつつ、国軍と森林関係機関の協力により近く鎮火出来る見込みであると説明しました。内務省発表によれば、現在、陸軍3部隊がハスコボ県、ブラゴエフグラッド県、プロブディフ県での消化活動に当たっています。


在ブルガリア日本国大使館領事警備班