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2021.08.28

中国 各地における「ワクチン接種記録」提示の動きについて

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●現在、一部の都市において、オフィスビルや商業施設等の公共施設に立ち入る際に、「ワクチン接種記録」の提示を求める動きがあります。

●内蒙古自治区フフホト市では8月23日から、観光施設(観光地)、ホテル、商店・スーパー、医療機関、オフィス、地下鉄及び住民が暮らす小区等の中に入る者に対し、「健康コード」及び「ワクチン接種記録」の2つのコードを確認すると発表しました(中国語「二碼聨査」)。

●発表によると、ワクチン未接種者に対しては、氏名、電話番号、居住地の住所を登録しなければならないが、原則として上述の施設に入るべきでないとしています(接種禁忌証明/疾病診断書所持者を除く)。

●ワクチン未接種者に対する対応について当館からフフホト市政府に確認したところ、上述の施設のうちホテルについては個別に確認してほしいとのことでありましたが、それ以外の施設については発表のとおり中に入ることができないとのことです。

●その他の都市においても、例えば、河北省唐山市では8月21日から、全市のオフィスビル等の公共施設の中に入る者に対して「健康コード」、「行程コード」、「ワクチン接種記録」の3つのコードの確認を行い、山西省太原市でも8月25日から、「健康コード」及び「ワクチン接種記録」の確認を行うと発表しています。なお、両市の場合は、未接種者については、氏名、電話番号、居住地等の情報を登録すれば、施設の中に入ることができるとしています。

●今後も、各地において公共施設への入場時に「ワクチン接種記録」等の確認を求められるケースの増加が考えられ、また、地区や施設等によってその対応が異なる可能性もあります。居住地や訪問先でのワクチン接種記録の提示について、最新の情報を確認するようにしてください。

・内蒙古自治区フフホト市の発表(中国語)
http://www.huhhot.gov.cn/zwgk/tzgg/202108/t20210823_1016737.html

・河北省唐山市の発表(中国語)
https://mp.weixin.qq.com/s/s8JWZ9RCHAElSODWj5n4bw

・山西省太原市の発表(中国語) 
https://mp.weixin.qq.com/s/GYZhGJLeYnhVZQntaWNEEA


在中国日本国大使館(領事部)