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2021.09.11

インドネシア 東ジャワ州スメル山の噴火について

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● 9月9日朝、東ジャワ州南部に位置するスメル山が噴火しました。
● この噴火に伴う現地当局による噴火警戒レベルについての変更はありませんが、現地当局から、山頂から1キロメートルの範囲、及び溶岩の流出経路となる、山頂より南から南東にかけた5キロメートル範囲には立ち入らないように呼びかけられています。
● 在留邦人の皆さまで、スメル山周辺にお住まいの方や同地域への訪問を予定されている方は、最新の情報入手に努めると共に、同地域周辺への不要不急の外出は控えてください。

1. 9月9日午前8時39分、東ジャワ州南部に位置するスメル山が、推定4000メートルの噴煙を伴い噴火、南西方向の風により、山頂より同方向において火山灰が確認されています。また、この噴火による溶岩が、スメル山南東側に約2キロメートル流れ出たことも確認されています。

2.スメル山は、インドネシア当局により、噴火警戒レベル「Waspada(警戒)2」に指定された活火山ですが、今回の噴火による噴火警戒レベルの変更はありません。しかしながら、 スメル山の東約60キロメートルに位置するルマジャン県の現地当局は、山頂から1キロメートルの範囲、及び溶岩の流出経路となる山頂より南から南東にかけた5キロメートルの範囲には立ち入らないように呼びかけています。

3.現在、新型コロナウイルス感染症対策として実施されている社会活動制限の規制において、スメル山の登山道は閉鎖されていますが、スメル山周辺にお住まいの在留邦人の皆さま、同地域周辺に訪問を予定されている皆さまは、噴火に関する最新情報の入手に努めてください。また、今後もスメル山及び周辺の活火山において、今回の噴火に関連した、さらなる噴火や地震の発生も考えられるため、周辺への不要不急の外出は控えてください。また、噴火の影響による被害等にあわれた場合には、当館までご連絡ください。

4 なお、スラバヤ・ジュアンダ国際空港に確認したところ、今回の噴火による航空機の運航への影響はないとのことでした。ただ、今後の噴火の状況や風向き等により、航空機の運航に影響を及ぼすことも考えられますので、航空機を利用予定の方は、航空会社等へ運行状況の確認をお願いします。


在スラバヤ日本国総領事館(管轄区域:東ジャワ州、東カリマンタン州、南カリマンタン州、北カリマンタン州)