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2021.09.17

サウジアラビア 入国要件及び入国後の隔離期間の変更

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13日付、サウジ民間航空総局(GACA)は、入国が許可されている国からの入国者に適用される指定隔離施設での隔離について、その期間等の変更を発表しました。(その他の詳細については、当館ホームページを御参照ください。)

1 指定隔離施設での隔離に関する期間等の変更
(1)一部の例外(※)を除き、入国後は、5日間の指定隔離施設で隔離。(入国後24時間以内及び5日目にPCR検査受検し、結果が陰性であれば外出可。また、検査予約等はタワッカルナー・アプリで管理される。)
(※)免疫保持者は、本件措置の例外とされています。その定義は次のとおりです。
●サウジ国民又は居住者(滞在許可証(イカーマ)所持者):タワッカルナー・アプリで「Immune」を提示できる者(現時点では、1回目のワクチン接種から14日が経過している者は、Muqeemや保健省のサイト上で免疫保持者としては登録できなくなっているとの事例が確認されています。また、以下(4)のとおり、新型コロナウイルスへの感染から回復しただけでは、本件免除の条件は満たしませんので注意してください。)
●非居住者(イカーマを所持していない者)又は初回入国者:サウジが承認したワクチンを全て接種してから14日が経過しており、保健省の指定要件に従った証明書を提示する者。
(2) 免疫保持者の親族と一緒に入国する18歳未満のワクチン未接種の扶養家族は、5日間の自宅隔離が可能であり、8歳以上の家族は5日目にPCR検査を受検する。ただし、サウジ保健省が決定した予防措置を遵守することが条件となる。
(3) 18歳以上のワクチン未接種の扶養家族は、指定隔離施設での隔離が必要。
(4) ワクチン未接種者でコロナ感染から回復しただけの入国者は、指定隔離施設での隔離は免除されない。
(5) 以上は、2021年9月23日正午から適用される。

2 また、居住者は隔離期間終了後に、サウジで承認されたワクチン接種を完了しなければならないとされているほか、WHOで承認され、サウジで承認されていないワクチン(現時点では、シノファーマ製とシノバック製)接種者は、サウジ到着後、サウジ承認ワクチンのいずれかを追加接種する必要がある旨が発表されています。

3 サウジに渡航する者は、サウジへの出発の72時間前までに「Muqeem」に登録する必要があるほか、指定隔離施設での隔離中に陽性となった場合は、サウジ保健省の規則プロトコルに従わなければならないとされています。
(※)Muqeem(Arrival Platform、Quddomと案内されているものと同一)のURL
https://muqeem.sa/#/vaccine-registration/home

報道記事参考:
https://saudigazette.com.sa/article/610862
https://www.spa.gov.sa/viewfullstory.php?lang=en&newsid=2283257#2283257


在ジッダ日本国総領事館