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2022.01.28

韓国における防疫システムの見直し

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1.1月26日、韓国政府は、オミクロン株が優勢となっている光州、全羅南道、平沢、安城の4地域で同日より実施するPCR検査システムの見直しを、2月3日から全国に拡大することを発表しました。
これによりPCR検査は、優先順位対象者(注1)については往来通り選別診療所(保健所等)にてPCR検査を受けることができ、優先順位対象者以外の方は、自家検査キット(注2)にて検査を行うか、呼吸器専担クリニック(各地域に1カ所以上の病院を指定)で迅速抗原検査を受けた後、陽性が確認された場合にPCR検査を受けることとなります。
(注1)優先度の高い順に 
a.60歳以上の高齢層
b.疫学調査による関連者(保健所から濃厚接触などを理由にPCR検査を要求された人)
c.医師所見者(医師からPCR検査を要するという所見書(診断書)を作成してもらった人)
d.感染脆弱施設の先制検査対象者(感染脆弱施設の従事者)
e.迅速抗原検査の陽性者
 の5つに区分。
(注2)選別診療所にて無料配布されるものや、薬局にて購入できるもの。

※コロナ19ホームページ(韓国語)
http://ncov.mohw.go.kr/tcmBoardView.do?brdId=3&brdGubun=31&dataGubun=&ncvContSeq=6313&contSeq=6313&board_id=312&gubun=ALL

2.韓国国内における一日当たりの新規感染者数は、27日0時時点で14,518人となっており、このところ連日過去最高を記録しています。
感染を予防するためには、新型コロナウイルスワクチン接種後も手洗い、マスクの正しい着用、3密(密閉・密集・密接)を避けるといった基本的な感染症対策や、健康管理を心掛けることが大切です。
在留邦人の皆さまにおかれましては、韓国政府及び自治体、保健当局等が発表する情報や感染予防対策等を通じ、最新の情報をご確認の上、これまで以上に感染予防に十分ご留意いただきますようお願いいたします。



在釜山日本国総領事館