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2022.03.23

【香港情報】防疫措置の緩和等

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3月21日(月)、キャリー・ラム行政長官は記者会見を行い、新型コロナウイルス感染症に関する各種措置について発表しました。

1 海外からの入境者に対する義務的検疫期間の条件付き短縮
4月1日(金)から、海外からの入境者は、指定検疫ホテルにおいて、迅速抗原検査を毎日実施し、5日目にPCR検査を受け、6日目及び7日目に迅速抗原検査の結果が陰性であれば、7日目にホテルを出ることが可能(香港国際空港において入境時に手交される検疫命令においては、現行のとおり義務的検疫期間は14日間と表示される)。少なくとも7泊分の指定検疫ホテルの宿泊予約証明書の提示が必要。 その後7日間自己観察を行い、12日目は地区検査センターにおいてPCR検査を受検する。ホテルに7日目以降も滞在する場合、12日目にホテルでPCR検査を受け、陰性であれば14日目にホテルを出ることが可能。
空港での検査または義務的検疫期間中に陽性になった場合、隔離命令を受け、隔離施設に移送される。この場合の隔離解除基準は現在域内で実施中のものが適用され、隔離6日目及び7日目に迅速抗原検査を実施し、結果が陰性であれば隔離解除となる。
その他の条件(海外からの入境者はワクチンを2回以上接種済みの香港居民に限る、香港行きのフライト搭乗前48時間以内に取得したPCR検査陰性証明書の提示)は、現行の措置から変更がない。

2  防疫措置
現行の防疫措置は、当初発表のとおり4月20日(水)まで実施する。4月21日(木)以降は、3段階に分けて各種防疫措置を緩和する予定。マスク着用義務は継続される。
(1) 第1段階
・ゲームセンター、ジム、遊技場、娯楽施設、エステ・ネイルサロン、マッサージ店、スポーツ施設、博物館、図書館、イベント会場及び宗教施設の再開。ただし、施設内での集団制限は4名まで。
・飲食店の店内での飲食は22時まで可能。1卓の上限人数は4名。バーは引き続き営業停止。
・公共の場所での集団制限は2名から4名に緩和される。
・プライベートな場所における3世帯以上での集まりを禁止する措置を撤廃。
(2)第2段階
・水泳プール、サウナ、パーティールーム、ナイトクラブ、カラオケ店、麻雀店、クルーズ船の再開。ただし、施設内での1卓の上限人数及び集団制限は8名まで。
・郊外の公園ではマスク着用義務を撤廃。また、屋内外のスポーツ施設やジムでも運動中のマスク着用義務を撤廃。ビーチは開放される。
・飲食店の店内での飲食は深夜0時まで可能。1卓の上限人数は8名。バーの営業は深夜0時まで。
(3)第3段階
飲食店その他における営業時間、店内飲食時間、1卓当たりの人数制限を撤廃。

3 義務的全民検査
義務的全民検査実施計画については当面見合わせる。今後、実施するかどうかは感染状況次第。

4 学校の対面授業再開
幼稚園、小学校及びインターナショナル・スクールにおける対面授業再開は、イースター連休明けの4月19日(火)から認める。中学校(日本でいう高校を含む)における対面授業ついては、大学共通入学試験「香港中学文憑考試(HKDSE)」の実施(4月22日(金)開始を予定)後に再開する。

現時点では当該措置の詳細についての発表がないところですが、不明な点等ございましたら、香港政府へ直接ご連絡ください。

(問い合わせ先)
Centre for Health Protection Hotline: 2125-1111 / 2125-1122 (9 am to 8 pm)
Home Affairs Department Hotline: 2835-1473 (9 am to 6 pm, Monday to Friday except public holidays)
HKSAR Government COVID-19 WhatsApp Helpline: WhatsApp9617-1823

(香港政府プレスリリース:中文のみ)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202203/21/P2022032100517.htm?fontSize=1

香港入境及び日本入国に係る諸手続について、当館HPトップページにとりまとめて掲載しておりますので、渡航のご予定のある方は事前にご確認ください。
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

『 在香港日本国総領事館(領事部)』