ナイジェリア政府は２１日、ナイジェリア入国に際し、４月４日（月）から、ワクチン接種完了者に対して事前のＰＣＲ検査を不要とし、到着時空港等において迅速抗原検査を行うなどの新たな水際措置を発表しました。
　詳細不明な部分もあり、新たな水際措置の詳細が発表され次第、改めて案内いたします。



１．ナイジェリア入国に際しての水際措置の見直し
（１）新型コロナウイルス感染症対策大統領運営委員会（ＰＳＣ）が２１日に行った会見での発表及びナイジェリア疾病予防管理センター（ＮＣＤＣ）のTwitterによれば、ナイジェリア入国に際し、４月４日（月）から、以下の水際措置の見直しを発表しました。

・ワクチン接種完了者は、事前のＰＣＲ検査陰性証明書は不要とし、到着時空港等において簡易な迅速抗原検査を行う（無料）
・ワクチン接種が完了していない場合には、出発前４８時以内のＰＣＲ検査の受検または到着後２日目及び７日目のＰＣＲ検査を行う（有料）

（参考）ＮＣＤＣの発表（Twitter）
https://twitter.com/NCDCgov/status/1506026308559679499?s=20&t=aqdbrLZref1pijRYLsCwlg

（２）なお、ＮＣＤＣウェブサイトにおいて、新型コロナウイルス感染症関連ページ（以下ア）にポップアップで表示される措置は、現時点で古い情報のままであり、同ポップアップから渡航ポータルへのリンクも切れているようですので、ご注意ください（以下イの渡航ポータルページには直接アクセス可能です）。
　新たな水際措置の詳細が発表され次第、改めて案内いたします。
ア　ＮＣＤＣウェブサイト（新型コロナウイルス感染症関連ページ）
https://covid19.ncdc.gov.ng/
イ　ＮＣＤＣウェブサイト（渡航ポータルページ）
https://nitp.ncdc.gov.ng/

２．ナイジェリアにおける新型コロナ感染状況
　ＰＳＣは、最近、ナイジェリアにおける感染者数が低位化している一方で、新型コロナの流行が収束したわけではなく、また、新たな変異株が出現するおそれも否めないとしています。そのため、引き続き適切な感染予防策（マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など）を励行するよう求めていますので、ご留意ください。


在ナイジェリア日本国大使館（領事班、医務班）