知っておくとハナタカ!?飛行機のトリビア
今や当たり前の交通手段になっている飛行機。そんな飛行機の豆知識、いわゆるトリビアをほんの少しご紹介致します。明日になっても人に言いたくなる程ではないかもしれませんが、知っていれば周りの人よりも少しハナタカになれるかも?!
1. 飛行機と航空機の違い 「飛行機と航空機って同じじゃないの?」
言ってしまえば同じものです(笑)。ただ厳密には飛行機は「空気より重く」且つ「プロペラや固定翼、エンジン」が付いている乗り物を指します。航空機はそんな「空を飛ぶ乗り物」の総称です。そのため飛行機は航空機の種類の一つだと言えます。飛行船も似たような作りですが、空気より軽いと分類されるため飛行機とは呼べないのです。ちなみに電車と列車の違いは「電気で走る車両種類の一つ」か「電車も含めた車両の総称」か(他にも区別条件はあり)で、このように一般的に同じ意味で利用されている言葉もそれぞれ違った意味を持っています。
2. 行きと帰りで異なる飛行時間
なぜ同じ区間なのに行きと帰りで飛行時間が異なるの?その違いに気づいても疑問に思う人は少ないものです。例えば「The Big Apple」の愛称があるニューヨーク、さらっとプチトリビアを挟んだニューヨークには東京から約13時間の飛行ですが、その帰りは約14時間を要します。経路が若干異なる点もありますが、その大部分は偏西風という西から東に流れる上空の気流が影響しています。簡単に言えば「追い風と向かい風」の違いです。陸上競技等でも風の有無は記録に大きく関わりますね。
3. 飛行機の窓はガラスじゃない
窓と言えばガラスのイメージが一般的ですが、飛行機の窓はガラスではなく「アクリル」でできています。これはヒビや傷が入った際に広がりにくく、割れにくいという強度を重要視しているためです。またガラスよりも軽いため燃費にも良いのです。更に窓は気圧変動に有効な丸形にしたり、実は「三重構造」になっていて、外からの圧力を調整したり曇りにくくしたりと、窓一つを取っても様々な工夫が施されています。
4. 最も揺れが少ない座席場所はどこ?
飛行機を利用したことがあれば一度は経験がある「機体の揺れ」、事前にアナウンスがあっても実際に揺れるとやはり多少の怖さを感じるものです。ではどの座席が最も揺れないのか?それは「中央エリア」です。翼を中心にバランスが保たれているため、中央エリアが最も揺れにくいとされています。ただ仕様の都合で窓が設置されていなかったり、エンジン音が少し気になったりとデメリットもあります。ちなみに最も揺れを感じるのは前方よりも後方の座席です。揺れの少なさを取るか、景観や飛行中の静かさを取るか、座席を選ぶ際の一つの基準にしてみてください。
5. まとめ
今回ご紹介したトリビアはほんの僅かです。色々な豆知識を覚えれば飛行機に乗る際の気持ちもこれまでと違ったものになり、旅の一つの楽しみになるかもしれません。
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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。