中国 渡航前の準備について

【2022年8月2日更新】こちらのコラムでは、2022年8月時点の中国渡航に必要な準備について解説します。
2022年7月1日より搭乗前の迅速抗原検査は廃止されました。
*日本以外から入国(乗り継ぎを含む)される場合、必要な書類や手続きが異なる場合がございます。

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目次
  1. 入国制限
  2. 渡航前検査・申請手順
  3. 健康コード
  4. ビザ
  5. 中国渡航 必要書類まとめ

1. 入国制限

日本国籍者が日本から中国へ入国するには下記条件を満たしている必要があります。


中国の入国制限


※ワクチン接種済みの方 ➡ 2回接種が完了している方、3回目(ブースター)接種済の方
※ワクチン未接種の方  ➡ ワクチンを1度も接種したことがない方、ワクチンを1回のみ接種された方
注)国・地域により2回目接種から一定期間経過した場合、3回目(ブースター)接種を求められる場合がございます。

2. 渡航前検査・申請手順

中国渡航前の検査及び申請手順は大きく分けて下記手順になります。

① 2日前に指定機関でPCR検査

② 出発時刻の24時間以内に特別指定検査機関でPCR検査

③ 健康コード(HDC)の申請

7月1日より出発12時間前以内に定められていた迅速抗原検査は廃止となりました。

中国の渡航前検査・申請手順

新型コロナウイルス感染状況により渡航前検査・申請手順が異なります。

【未感染者】

【既感染者】

【濃厚接触者・感染の疑いがある方】



【新型コロナウイルス 未感染者】


新型コロナウイルス 未感染者の方は下記手続きが必要となります。

① 1回目PCR検査

搭乗予定日の2日前に指定検査機関もしくは海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)に記載されている医療機関にて1回目PCR検査を行います。

例) フライト時間 6/15 11:30 ➡  1回目PCR検査 6/13 (時間の指定なし) 

【指定検査機関リスト】
中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
【中部】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
【関西】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト

【海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)】
TeCOT
② 2回目PCR検査

出発時刻の24時間以内に検査効率等を満たしている特別指定検査機関にて2回目PCR検査を行ってください。
特別指定検査機関は必ず1回目と異なる指定検査機関を選んでください。

例) フライト時間 6/15 11:30 ➡  2回目PCR検査 6/14 11:30以降

中国駐日本国大使館管轄地域特別指定検査機関リスト
【中部】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
【関西】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト

③ 健康コードの申請

2回の検査報告書を取得後、最終提出期限までに2回の検査報告書+通常提出書類(下記参照)を添付し健康コードの申請を行います。

最終提出期限 一覧表


健康コード通常提出書類
パスポート
有効期限内の査証・居留許可
ワクチン接種証明書
日本の居留証明(住民票・戸籍謄本・運転免許証・健康保険証・在留カード・日本査証・上陸許可など)
航空券の予約証明(Eチケット)


新型コロナウイルス 未感染者の手順

中国の渡航前検査・申請手順 未感染者
*健康コードの申請はフライトにより申請時間異なります。



【新型コロナウイルス 既感染者】


新型コロナウィルス陽性と診断された方、またはPCR検査で陽性となった方が該当します。新型コロナウイルス 既感染者の方は下記手続きが必要となります。


① 完治確認
3日以内に指定検査機関で24時間間隔を空けて、2回のPCR検査(同一機関でも可)を行い、所定フォーマットを使用した検査報告書を取得してください。メールでの事前審査は必要ありません。
所定フォーマット

② 健康観察
完治後に行った2回目PCR検査の翌日より、14日の健康観察を行い異常が無ければ健康コード申請が可能となります。

③ 渡航前検査・申請手順
健康観察中異常がなければ、新型コロナウイルス 未感染者に従い各検査、健康コードの申請を行ってください。健康コード申請時に、完治確認で行った2回のPCR検査報告書も併せて添付します。


【ポイント】
* 完治確認時のPCR検査は必ず陽性診断後に指定検査機関で行う必要があります。
* 検査過程で陽性となった場合、完治確認から再度行わなければなりません。
* 新型コロナウイルス 既感染者の手順を経て中国へ渡航し、再度中国へ渡航される場合、新型コロナウイルス 未感染者の手続きで渡航が可能です。なお、その際は健康コード申請時、旅券の中国入国証印の添付が必要です。


新型コロナウイルス 既感染者の手順

中国の渡航前検査・申請手順 既感染者
中国の渡航前検査・申請手順 既感染者
*健康コードの申請はフライトにより申請時間異なります。



【新型コロナウイルス 濃厚接触者・感染の疑いがある方】


濃厚接触者
新型コロナウイルス感染症疑い症状・陽性診断の2日前もしくは無症状感染者の検体採取の2日前より至近距離で必要な感染予防策なしで接触した方が該当します。

感染の疑いがある方
過去14日間に発熱、咳や下痢等の新型コロナウイルス感染症の疑いがある方、また高体温、感染症状の疑いがある等で航空会社より搭乗拒否された方を症状の疑いがある方が該当します。


新型コロナウイルス 濃厚接触者・感染の疑いがある方は下記手続きが必要となります。


① 隔離・健康観察
濃厚接触者は接触翌日より14日間の隔離、健康観察を行う必要があります。期間中、異常がなければ、新型コロナウイルス 未感染者に従い各検査、健康コードの申請を行ってください。


新型コロナウイルス 濃厚接触者・感染の疑いがある方の手順
中国の渡航前検査・申請手順 濃厚接触者・感染の疑いがある方の手順



渡航前検査・申請手順の注意事項

・健康コードの発行
健康コードの発行は日中間直行便に搭乗する乗客のみを対象としています。急な運休や減便が頻発に発生しているため、余裕を持った旅程で計画してください。

・検査機関
渡航前検査は必ず中国駐日本国大使館・総領事館が指定する検査機関で行ってください。

中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
【中部】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
【関西】中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
* 1回目と2回目のPCR検査は別の検査期間で検査をする必要がございます。

・検査報告書
全ての検査結果は陰性であり、中国駐日本国大使館・総領事館の所定フォーマットを使用した検査証明書(紙・電子媒体ともに可)を取得してください。
検査結果受取り時に必ず記載事項を確認し、誤りなどがあればその場で訂正を依頼してください。

3. 健康コード

1回目・2回目の検査報告書を取得後、最終提出期限までに2回の検査報告書と必要な書類を添付し健康コードの申請を行います。

・提出期限
健康コード提出期限に関する一覧表


・健康コード申請必要書類
・PCR検査陰性証明書(出発2日前)
・PCR検査陰性証明書(出発24時間前)
・パスポート
・ワクチン接種証明書
・ビザ
・日本の居留証明(運転免許証、国民健康保険証、住民票など)
・航空券(Eチケット)
* 画像がアップロードできない場合があるため、1ファイルあたり2MB以内を目安にすることをお勧めします。


・健康コードの申請
必要書類を準備した後、健康コード申請サイトにて手続します。
健康コード申請サイト

注意事項

* 健康コード申請の際、「検査機関名(nucleic acid testing agency)」と「検体採取日(the sampling date for nucleic acid testing)」は搭乗予定日直前に検体採取を行った検査機関と検体採取日をご記入ください。
* 書類添付時、書類名と対応する添付欄がない場合、サイト内の添付可能な欄より添付してください。例:搭乗前に行った2回PCR検査の陰性証明書を「PCR検査及び血清特異性IgM抗体検査の検査証明書」の欄に添付することができます。
* 同時に複数の旅券を所持している場合は、中国渡航へ使用する旅券で各検査、健康コードの申請を行ってください。
* 申請の際、必ず氏名、生年月日、旅券番号等の個人情報が所持旅券と一致するか、間違いがないようご確認ください。複数の旅券を所持している場合は、中国渡航へ使用する旅券で申請を行ってください。香港・澳門・台湾地域の住民は旅行証/回郷証/台胞証の使用も可能です。
* 書類添付時、書類名と対応する添付欄がない場合、サイト内の添付可能な欄より添付してください。例:搭乗予定日の7日前に行った「予備検査」の陰性証明書と「自己健康状況観察表(7日間)」を「PCR検査及び血清特異性IgM抗体検査の検査証明書」の欄に添付することができます。
* 健康コード申請後、記入や添付ミスがあった場合、サイト内の「再度申請」から、案内に従って操作してください。「再度申請」は2回までとなります。再提出が終えましたら、更新された申請内容をもとに審査を行います。審査の順番は自動的に生成されますので、不必要な提出の繰り返しは審査期間に影響を及ぼす可能性がありますので、何度も提出するのはお控えください。
* アップロード後、渡航用HDCコード(QR)はメール等での案内はございません。必ずご自身で再度ログイン頂き、HDCコード(QR)をご確認下さい。
* 中国入国時の体温検査で、発熱症状を疑われるケースが発生しております。体調管理にご注意ください。
* 中国駐日本国大使館・総領事館は厳格に検査証明書の信憑性を審査し、必要時は指定検査機関へ事実確認と再検査を要求する場合があります。
* 健康コードの審査は土日祝日関係なく行っておりますが、中国への航空便が多い為、航空便数や乗客数に応じて、審査に時間がかかる場合があります。提出後は結果が出るまでお待ちください。メールや電話などで審査の進捗に対するお問い合わせは、審査の遅れにつながりますので、ご遠慮ください。
* 申請人は「健康コードの表示及び提示」より健康コードの進捗状況を確認することができます:
 「緑色」は合格、搭乗が可能です;
 「黄色」は審査中、結果が出るまでお待ちください;
 「赤色」は不合格、コードの上部に不合格の理由が記載されますので、確認後再提出をお願い致します;
 「灰色」は期限切れ、提出した検査証明書が有効期限過ぎているので、再度有効期限内の検査証明書を提出してください。


搭乗時の確認について
航空会社は防疫規定により、その他防疫措置(感染から3ヶ月未満の乗客等における搭乗拒否など)を求められる場合があります。事前に航空会社への確認をお願い致します。
航空会社は搭乗前に健康コードの確認を行います。中国へ渡航する全ての乗客はその場で健康コードの提示をお願いしております。スクショや印刷した健康コード等は受け付けませんので、ご注意ください。
中国駐日本国大使館・総領事館が発行する健康コードは日本空港で搭乗する際にのみ使用可能です。中国へ入国後の検疫、隔離観察、健康コード等は現地防疫部門や社区など現地当局にご確認ください。

新型コロナワクチン接種について
現在中国政府では入国者に対して新型コロナワクチンの接種を義務化しておりません。ワクチン未接種の方は必要書類を提出していただければ、健康コードの取得は可能です。
ワクチン接種から14日間未満の方で、渡航前全てのPCR検査で陰性であれば、健康コードの取得が可能です。


・中国入国健康コード(QR)

中国当局検疫の指示により、中国入国に際し「健康入国健康コード(QR)」が求められております。健康入国健康コード(QR)は入国カウンターにて中国検疫官への提示が必要となります。

中国の健康入国健康コード

※健康QRコードの有効期限は24時間となります。その為、出国時間の24時間前 以降に手続きお願いいたします。
※フライト便名・座席番号の入力が必要です。座席番号が不明な場合はオンラインチェックイン後や搭乗手続き後にお手続きください。

4. ビザ

コロナ禍の現在、観光目的の渡航は一時停止されておりますので、ビジネス目的の渡航のみ可能です。コロナ禍前は15日以内の短期滞在の場合はビザなしで渡航が可能でしたが(日本国籍の方の場合)、コロナ禍では日本国籍の方も渡航日数に関わらずビザの取得が必須となりました。
ビザの申請に時間を要する場合もあるため、スケジュールに余裕をもって手続きを進めましょう。

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5. 中国渡航 必要書類まとめ

2022年8月時点で中国渡航に必要な書類、手続きは下記のとおりです。

PCR検査(1回目)
PCR検査(2回目)
健康コード
健康電子コード(QRコード)
ビザ


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なお、各国条件が異なりますので、渡航前には必ず最新情報を確認いただきますようよろしくお願いいたします。IACEトラベルでは各国の渡航前の準備についてをご案内しています。 また、IACEトラベルではトラベルマネージャー必見の海外渡航に便利なツールも配信していますので、併せて下記ご確認ください。



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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年8月2日)の内容に基づいています。

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